きまぐれ写真館２

ハチポイントへ向か途中の小さな池ではカワセミがエサ取りをしていました。

良く見たら近くに幼鳥も居ました。
色具合からして巣立ちしたばかりのように見えます。
幼鳥が１羽しか見えなかったので地元の方に聞いてみたら・・・

幼鳥は他に２羽いて、それらは離れたところにある大きな池に行っているのだが、この１羽だけがいつもここから動ないとの事でした（他の２羽は帰り道で撮影出来たので虫の後でアップします）。

目的のハチポイントではヤマトルリジガバチがクモを捕まえて来ました。
自分で食べるのではなく、自分の子供が卵から孵ったときの餌用に巣穴に運び込みます。

そしてお目当てのセイボウです。
後で地元に肩に聞いたらクロバネセイボウではないかとの事でした。

ドロバチも居たのですが、名前は判りませんでした(^^;

タケトラカミキリです。

そして本日の一番の狙いであるミドリセイボウも撮影出来ました。

土の色と同化して見難いですが、イボバッタです。
胸部背面に２つのイボ状突起があるとことですが、　何が何だかさっぱりわかりません(^^;

虫さん探しを終えて帰る途中、池の傍でカワセミ狙いのカメラマンが集まっていたので、その隙間から覗いてみました。

親が餌を持って来るとすぐに幼鳥が集まって来ます。

やっと餌（エビ）を貰う事が出来ました。

それでもまだ欲しいと騒ぐ幼鳥です。

こんなことが何回も繰り返されました。

近くのカメラマンさん達の話を聞いていると、早朝から待機していたのに全く動きが無く、そろそろ帰ろうかと思った頃に親が餌を持って来たんだそうです。

そいう意味ではとてもラッキーでした。

せっかくなのでもう１枚アップします。
蓮池の周りでは蓮の花に留まるカワセミを狙う大砲が並んでいました。

最後にナツズイセンの花を撮って撤収しました。

ミサゴもここで一夜を明かしたようです。
やや明るくなるのを待って撮影です。

せっかく近くで会えたので漁の瞬間を見たいものだと粘ったのですが、羽繕いなどをして飛び立つ気配はありませんでした。

まだ翅が乾ききっていない、羽化して間もないシオカラトンボを見つけました。

アジアイトトンボの交尾です。

アジアイトトンボとそっくりですが、こちらはアオモンイトトンボかと思います。
これだけ似ていて、同じ場所に生息していると交雑種も生まれそうです。
実際に判別できない場合もあるので、もしかしたら・・・

久しぶりで近くで鳴くセッカの声が聞こえたので撮ってみました。

資材置き場のフェンスでも鳴いていました。

何処まで近寄れるかと、少しづつ近づいてみたのですが、この直後に飛ばれてしまいました。

昨日は遠くからしか撮影出来なかったヒメジャノメ目でしたが、今朝はすぐそばに居たのを見つけました(^^)

ヤマトシジミも昨日よりは鮮明に撮れました。

今朝は散策時間があまり取れなかったので、ここまでで撤収です。
明日は時間が取れるので、たまには車で出かけてみようかなと思っています。

出て来たのはこの１羽だけでしたが、5:30には巣の方に帰ってしまい、それ以降は全く動きがありませんでした。
しょうがないので近くを歩きながら生き物探しです。

支流の対岸にカワセミでも来ないかと探していたら、なにやらチラチラ飛び回るものが居ます。
双眼鏡でもわからなかったので撮影して等倍で見てみたらヒメジャノメでした。ペアでの求愛行動のようです。

カワラヒワの幼鳥達が電線に留まって羽繕いをしていました。

幼い顔をしてます。

羽繕いに夢中なので近づいて撮る事が出来ました。

もしかしてオオタカが戻ってないと崖の上を見たら・・・

アオゲラが居ました(^^)

当初は曇り空で気温もそれほど上がらず、快適でしたがその内、日が差してきて暑くなってきました。
スズメも葉陰に入って暑さを凌いでいるようで、ここから出て来ません。

考えてみたら、鳥は羽毛に覆われているし、汗が出る汗腺が無いです。
これでは暑い時、困るだろうなぁと思って調べてみたら・・・

鳥は、羽毛が少ない足指が空気に触れて体温の調節をしたり、あるいは口を開けて呼吸することによって気道の水分を蒸発させて熱を下げるそうです。水浴びなども体温を下げるのに手っ取り早そうです。
最近、オオタカが口を開けて飛んでいる姿をよく見かけるのですが、これも体温調節のためかもしれませんね。

トンボも探してみたのですが、見つかったのはミヤマアカネの♀だけでした。

シロテンハナムグリも葉の裏で動きませんでした。
被った葉っぱをどかして撮影です。

今朝はヤマトシジミを撮ったところで時間切れとなってしまいました。

オオタカの幼鳥は4:50分ごろから鳴き始めました。

暫くすると崖の上に居た幼鳥が飛び降りてきました。
河原に降りて近づくとほぼ目線位置の枝に留まり、下を見つめています。
何かを探しているようです。

この後、真下に飛び降りで姿が見えなくなったのですが、暫く待っていたら飛び出してきました。
やはり獲物を持っています。

親からもらった獲物を落としてしまって拾いに来たのか、それとも自分で捕まえたのかは分かりません。
餌渡しのポイントからは離れているので気になるところです。

このあと鳴きながら餌を持って崖の中腹に潜り込んでしまいました。

オオタカの鳴き声もしなくなったので、一息ついていたら今度は支流の対岸にアライグマが出て来ました。
ここでの撮影は2回目です。

濡れた手をしきりと舐めていました。
水分補給のようです。

水中の石の下に両手を突っ込んでいます。
石の下に隠れているザリガニとか魚を捕まえようとしているのでしょう。

何時もは人間に気が付くとすぐに逃げてしまう事が多かったのですが、今朝は気にすることなくその姿を見せてくれました。

結局、今朝はアライグマの撮影が最後で、この後オオタカが出てくる様子はなかったので早々に撤収となりました。

全部で３羽です。

ちょっとタイミングがズレましたが、２羽がすれ違う瞬間を・・・

水浴びです。
涼しそうですね。日陰のないところで撮影している者にとっては羨ましすぎです。

短い時間でしたが、キツネを撮り逃した悔しさを忘れさせてくれました(^^;

今度はミサゴが飛んで来ました。久しぶりの再会です。

対岸で急降下します。
飛び込むのかなと思ったのですが・・・

ミサゴがいつも留まる木にアオサギが居たので追い払うための急降下でした。
結構しつこく追いかけまわしていました。

アオサギは首が長いので全長もミサゴより長いですが、翼開長はどちらも同じくらいです（ミサゴ：155-175cm、アオサギ：160-175cm）。

アオサギを追い出し、お気に入りの枝に飛びつくミサゴです。

今季初のマユタテアカネ（未成熟♂）を見つけました。
成熟するとオスは胸の部分が褐色で腹部は赤くなります。

やや上流のトンボ池では同じマユタテアカネの♀（翅班型）も居ました。

トンボ池のカイツブリの幼鳥も大分大きくなりました。

幼鳥は４羽全員が無事に育っています。

中にはしつこく餌を強請る幼鳥も居て、親に追い払われていました。
しかし、これだけ浮草が密集していたら水中の餌が探せるのかと気になりますが、雛がここ迄育っているので心配は無いようです。

当初はオオタカ観察も考えていたのですが、今朝はここまでで力尽きてしまいました。

今朝も沢山のウスバキトンボが飛んでいました。
その中にやや大型のトンボも混じっていました。ギンヤンマでしたが撮影失敗です(^^;

オオタカがヒマラヤスギに向かって飛んで来ました。

暫くして飛び立ちます。

親からの給餌を待つために場所を変えるようです。

飛翔をカメラで追っていたら、もう1羽が追いかけて来ました。

足を出して捕まえようとします。

相手の足を掴みました。
こうなると戯れているというよりは本気で争っているようにも見えます。

争うと言ってもそこは兄弟です。
すぐに足を離し、少しの間だけ一緒に飛んだあとそれぞれ別方向に行ってしまいました。

このあともオオタカは出たのですが。その内、鳴き声も止んだので親からの給餌があったのでしょう。

帰りは支流沿いを通ったのですが、釣り人が居たので川を覗いてみたら・・・
魚たちが泳いでいる姿が見えました。一時はカワウとサギ軍団に食べられて全く魚が居なくなっただけに、嬉しい発見でした。
でも、魚が増えると再びカワウ達がやって来そうです(^^;

歩き始めた時は、あぁここでもウスバキトンボが沢山飛んでいると思っていました。

でも、しばらく歩いたらあまりの暑さに耐えきれず、車に戻ろうと思たら、先ほどまで飛んでいたトンボの姿がありません。
その内、一匹のトンボが桜並木の葉のないところに飛んで行ったので双眼鏡で覗いてみたら・・・

ウスバキトンボも暑さに負けて一斉に休憩中でした(^^)

このトンボさんは毎年撮影していますが、複数集まってぶら下がっているのを見たのは初めてです。

赤味の強い成熟したオスも居ました。

こちらでは４匹を一緒に撮れました。
ここでトンボを撮影している時だけは暑さを忘れてしまいます(^^)

少し近づいて撮ってみました。
夏から秋にかけて沢山飛んでいるトンボはほとんどがこのウスバキトンボだと思います。

最後にオオタカポイントにも行ってみたのですが、ここでも成熟したオスがぶら下がっていました。

トンボの近くに飛んできたのはトノサマバッタでした。
この時は暑いので嫌々ながらの外出でしたが、大満足での帰宅となりました。

暫くして１羽が下流に移動します。
近付いて姿を発見するも後ろ向きで鳴き続けていました。

残った１羽も今にも飛びそうです。

この後もいろんな動きがありましたが同じような写真が多いので割愛です。
今度は崖の上に居た幼鳥が突然急降下しました。
何かを追いかけていたので兄弟で遊んでいるのか通ったのですが、近くに居たお仲間によるとカルガモを追いかけたそうです。

親の給餌が待ちきれなくて自分で狩ろうとしたのでしょう。

もちろん狩りが成功するはずもなく、諦めて崖に戻る幼鳥です。
狩り失敗と言えどもこの幼鳥に拍手です(^^)

一旦崖に戻ったオオタカはその後も移動を繰り返していました。
この辺で親からの給餌があったのか、幼鳥の鳴き声は聞こえなくなりました。

このため、今朝のオオタカ観察はここまでとしました。

オオタカ以外を少しだけ・・・
近くに来て鳴き始めたホオジロです。

時間が経つにつれてウスバキトンボの数が増えて来ました。

昨日と同じ場所で、今朝は3羽の雛を連れたカルガモが居ました。

カルガモ一家の傍をカワセミが通過して行きました。
この後カルガモは少しづつ上流に移動して行ったので一安心です。
もしも下流に移動しオオタカ達に見つかったら危ないですからね。

それから1時間ほどしたら幼鳥達が鳴き出しました。
中々姿が見えなかったのですが、お仲間が見つけてくれました。
３羽の幼鳥が集まっています(^^)

３羽の幼鳥も順次飛び出し、姿が見えなくなったので待機していたらカワラヒワが２羽で飛び降りて来ました。
こちらはメスです。

こちらは全体に緑色味が濃いオスです。
見るからにオスっぽい風貌ですね。

ここで再度オオタカの幼鳥が登場です。

この時、幼鳥は２羽でした。
ここに出て来なかった１羽は餌を貰うことが出来たのでしょう。

オオタカな観察はここまでで諦めました。
何と言っても凄い暑さで、まるでサウナ風呂でバードウォッチングをしているような気分でした。

帰る途中で見かけたった１羽だけのカルガモの雛です。

この時期にしてはとても小さな雛です。
この１羽だけでも無事に育って欲しいものです。

近くではヒヨドリが水浴びをしていました。気持ち良さそうで羨ましいです。

オオタカ達も今日は水浴びするかもしれませんね(^^)

手を洗っているように見えます。

もう１頭出て来ました。

仲の良さそうなアライグマ達でした。